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石となかよくなる方法
#1 石となかよくなる方法
五十子 玲子 2009-06-21 HIT 4
石となかよくなる方法
五十子 玲子(米国クリスタルアカデミー クリスタルヒーリング上級ファシリテーター)

最近、石がますます注目されてきていますね。

そうですね。先日、ミネラルショー(※1)に行ってきたんですけど、ここ10年ほどで一番の人出に感じました。ますます多くの方に親しまれ、身近なものになっていっているようです。

石に興味があるけど、どんな石がいいのか分からないという声をよく聞きます。

石屋さんやフェアに行って、たくさんの石があって、その光景を眺めているだけでもいい刺激ですが、やはりなにか手元にあったらいいかな?と思いますよね。
そうすると途端に何がいいのか分からなくなる。なんといっても凄い種類と個性があるから、目移りしてしまいます。
じゃあどうしたらいいか?よく言われるのは、直感に従いましょうというのですね。
何かピンとくるもの、気になるものを持ち帰りましょうと。
感じることができたなら、これが一番ですね。好きとか嫌いとかとも違う感覚で構わないですが、なんとなく目が離せなくなる個体を見つけたら有力候補だと思います。

直感が働かない、そうはいってもやっぱりまだ分からない…という方には、
まずは水晶をオススメします。ひとことで水晶といってもこれまた沢山ありますから、また迷いはすると思いますが(笑)。形状もいろいろあるので、ここで絶対原石がいいとかはありません。私も石の世界にやってきたのはちいさな水晶タンブルがはじまりでした。


新しい石が自分の手元にやってきたら、まず何をしたらいいでしょう?

特に決まりはありませんが、私はとにかく眺め倒します。
角度を変えて、時間を変えて、光源を変えて、時には写真を撮ったりして。
石はいくら眺めていても飽きることがないので、時間を忘れます。

この時に「浄化」をする方もいますね。新しい石には本来ではないバイブレーションが加わっていることもあるから、これをリセットするという意味合いです。
新しい石を迎い入れた自分の気持ち的にも、いいですね。
どんな浄化の方法があるかは、石によって向き不向きもあるので、できたら買い求めたお店で聞いておけば無難です。そして石と自分を一旦まっさらな状態に戻しておきましょう。

話は戻りますが、眺めていくうちに顔合わせの部分が終わって、いろいろな気持ちが湧き上がってくると思います。購入時には気づかなかったその石の新しい魅力や、なぜか眺めていると思い浮かぶ言葉なりがあると思います。

実際に石とどうやって仲良くなろう?また「仲良く」とはどういう状態?

最近はパワーストーン系の本やインターネットの普及で、石の情報は割と簡単に入手できます。そこで大きく取り扱われているのは石の効能についての情報ですね。
肉体的、精神的、またはエーテル体的にどんな状態のときにはこの石がいい、といわれている内容です。

まずここで一番気をつけなくてはいけないのは、その情報に縛られてしまうことだと思うんです。効能の話は、石を選ぶときや、問題点の原因を探るにあたって非常に有効なんですが、それにこだわりすぎてしまうと石の可能性もオーナーの可能性もとても狭いものになってしまいます。

じゃあ、それらの情報を全部遮断してしまえばいいかというと、それもストイックすぎてハードな話ですね。

なので中庸をいきましょう。

たとえばこんな感じです。物語調にしてみました↓

気になる石を入手して、顔合わせも終わって、一通り情報も入った。
どうやらビジネスや財運に関係あるみたいで、ビジネススキルをアップしてくれる石らしい。
大きさは子供の頭ほどもあるから持ち歩きには向かないけど。
そういえば最近ちらほらと転職のお誘いを受けていたっけ…
まだ全然そのつもりじゃなかったけど、これがいい機会なのかしら?

(次のこの段階がたぶん一番重要です!)
この石と「仲良くなる」と、状況がもっとクリアになるかもしれない。
よし、やってみよう!
時間は家にいるリラックスできる休日なんかがいいだろう。
(石を持って)深い呼吸をして気持ちを落ち着けたら、こう念じる。
このまま今の会社で今の仕事を続けていたらと仮定して、この先一年ほどを想像する。ある程度は自分一人で想像がつくけど、石に手伝ってもらうのがいい。半年先には今抱えているプロジェクトの第一期納期だけど、その時の状況はどうなるか?と石に問いかけて、返ってくるビジョンなりイメージをもとにしていく。
ひととおり終わったら、次は転職した場合も同じように連想。
こちらは想像がつかないことが多いから、より石に聞くことも多いはず。

そうやって二つの状況をひとつの期間をくぎって連想していって、最後に残る感情を鍵にするというものです。
連想がうまくいかなければ、就寝前に石を手にして
「今の状況のままでの一年間を、夢に映し出してください」と念じて、眠りにつき、朝起きたらすぐに夢日記をつづけるようなことをしてもいいと思います。すぐには夢にでてこなくても、何日かつづけていくうちにある種のメッセージが浮かび上がることがあります。

そうやってうまく石とコミュニケーションして、最後には自分の決断を信じること。
石を効果的に瞑想のお伴にしましょう、ということですね。
このころにはもう既にかなりの度合でその石と波長があっていることでしょう。

石に興味がある方になにか一言。

ようこそ、石の世界へ!
石は深く穏やかで静かに力強い世界をもっています。
それはあたかも一人の友人と付き合っていくことによく似ています。
あなたがこれから出会う石たちは、あなたの生涯の友になるかもしれないし、
たまに飲みにいくような仕事上の同僚のような距離感かもしれません。
どちらにせよ、彼らと私たちは対等であり、押し付けも決め付けもない関係が続くことでしょう。
どうぞ彼らとの交流を末永く温めていってくださいね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

※1 年に二回新宿で行われている鉱物の展示即売会。世界規模で行われ、海外業者なども多い。他には年末に池袋で行われる国際ミネラルフェアなども有名。

 
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